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セキュリティ

コンピューターウイルス被害の復旧に費用1千万円(朝日新聞より)

(23年3月16日朝日新聞の記事より)警視庁のアンケートでは、パソコンなどのデータを暗号化し身代金を要求する

ウイルス「ランサムウェア」が猛威を振るっており、その被害を受けた企業の3割近くの被害が、

ウイルス感染から業務再開まで1カ月以上を要したことがわかりました。

また、被害者の半数近くは復旧のための費用が1千万円以上かかっており、

中小企業にとってサイバー攻撃は、経営危機をもたらしかねない最重要取り組み事項であることがわかります。

経済産業省管轄のIDA(独立行政法人 情報処理推進機構)では、大規模なマルウエア感染の場合は

復旧までの事業休止中に得られたはずの売上・利益損害は8,400万円になる算出例を出しており(下記表)、

企業のセキュリティ対策投資について

「サイバーセキュリティ対策への投資による直接的な収益を算出することは困難ではあるが、

企業の価値を維持・増大していく上で、企業活動におけるコストや損失を減らすために

必要不可欠な投資であるとともに、対策の実施を通じてサイバーセキュリティに関する

残留リスクを許容水準まで低減することは、企業として果たすべき社会的責任であり、

その実践は経営者としての責務である」ということが

サイバーセキュリティ経営ガイドラインVer 3.0の素案に明記されています。

 

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